8月19日 (日)  長崎旅行その3

さて、グラバー園に到着です。

もともとあったグラバー邸、リンガー邸、オルト邸と市内から移築された6つの洋館が幕末長崎の風景を今に留めています。

どの邸宅も異国情緒たっぷり。どれもこれも見ごたえのある建物で一見の価値ありです。内部は当時を再現したものだということですが、入ることもできます。

旧グラバー邸では食卓に豪華な食事が・・・こんなものを異人さんたちは毎日食べていたのでしょうか。グラバーの妻のおツルさんは当時の日本人には考えられないような贅沢な暮らしをしていたのですね。息子の名前が「倉場富三郎」というのを見て、なるほど〜と思いました。グラバ→倉場。

ロマンあふれる歴史の舞台をしばし散策・・・遠い昔に思いを馳せる。

お昼はおいしいと言ううわさのお店で長崎皿うどんを食べ、次の目的地東山手へ。こちらも見所がいっぱい。

お昼を食べた直後に東山手「地球館」という建物を発見。洋風住宅群のひとつです。レストランとは知らずに入ったのですが、内部は自由に見学できます。二階に上がってみるとチェスを楽しんでいる人たちがいました。どういう場所なのかと不思議に思いましたが、国際交流の拠点となっているようです。

ここは世界各国の人が日替わりで母国の家庭料理を作っているのだそうです。一階のカフェスペースでは本日のシェフのスリランカ人の女性とバングラディシュの女性、そして数人の日本人がにぎやかにおしゃべりしながらランチをしていました。どうもみんなお友達らしい。

「ここでお昼を食べればよかったなあ・・・」とお腹がいっぱいなのに、よだれが出そうになりました。

せっかくだから、せめてここで一休みすることに決めテーブルに着き頼んだのは「チャイ」というこく深く香り高いミルクティーと「ガレットココ」というおしゃれなスナック。今回の旅の同行者である娘は「ラッシー」を注文しました。皿うどんの後ではどう考えてもランチは無理なので断念。今でも心が残る・・・がんばれば別腹で入ったかもしれない・・・

写真は1枚目「旧オルト邸」
2枚目「三浦環像」(オペラ「マダム・バタフライ」でヒロイン蝶々婦人を何度も演じ世界的に有名にしたオペラ歌手)
3枚目「東山手十二番館」

もっときれいな写真があると良いのですが、暑さのせいでなかなか写真に気合が入ってなかったようです。本当はもっときれいなところがいっぱいあったのになあ・・・

続く

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